経営者・起業家・創業予定の皆さん、お疲れ様です!中島保です。
昨日は、必ずしも「利益=おカネ」にはならないという、お話しをさせていただきました。
また、「利益がなくても倒産しませんが、おカネがないと倒産する」ということも併せてお伝えしました。
それでは、本日のテーマに移ります。
さて、小規模・零細企業では、資金繰りに窮したとき、社長が会社におカネを貸して、その場を凌ぐということがママあります。
つまり、代表者個人のおカネが続くかぎり、会社は倒産しません。
従来から、銀行などの金融審査の現場では「代表者及びその家族からの借入金は会社の自己資本と同様に扱う」としてきました。
こうした、中小企業の実態を考慮して、金融検査マニュアル別冊〔中小企業融資編〕でも「代表者本人からの借入金を自己資本相当と考えることは可能である」としています。【P.20 事例1を参照のこと】
マニュアルはこちらからどうぞ! → http://mo-v.jp/?1654
しかし、こんなことをしていたら、社長の個人資産はドンドン目減りしてしまいます。
それこそ、「商売なんかやらない方がよかった(涙)」となりますよねっ!
目指すべきは、稼いだ分だけ会社のおカネ(資産)が増え、社長はより多くの報酬を受け取り、法人と個人、両者の資産が増えていくという、「win-winの関係」です。
個人と法人、社長と会社。
小規模・零細企業では、両者はほぼ一体(同人格)です。
しかし、社長が社業をリードすることはあっても、 「会社=社長」であってはなら
ないと考えています。
なぜなら、会社が危機に瀕したとき、社長は個人としての人生も放棄しようとするからです。
会社と社長、少し「間」をおいてお付き合いください。
おっと、いけねぇ〜。話しが横道にそれやした。本題に戻しやしょう。
「よ〜く考えよう〜♪ おカネは大事だよ〜♪」
では、どうしたら会社にキャッシュを残せるのでしょうか?
残念ながら、これについては、明日、投稿したいと存じます。
本日は時間切れとなりました。ご容赦ください。
当たり前のことをお話しするだけです。
あまり、期待はしないでくださいね!
それでは、本日はこれにて御免っ!
P.S.
子どもが風邪をひきました。
最近、涼しくなってきましたので、皆様もどうぞおきをつけください。
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