経営者・起業家・創業予定の皆さん、お疲れ様です!中島保です。
カネボウの粉飾決算事件で、監査を担当した公認会計士4人が逮捕されました。
粉飾は、一度、手を染めると後戻りが困難です。
ところで、行き着く先は・・・・。
そうです。ウソにウソをかさねる【粉飾無限地獄】です。
皆さん、絶対に手を出さないでくださいね!
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ところで、粉飾には次の2つがあります。
1.粉 飾(狭義)
売掛金の水増しや債務を隠すこと(簿外処理)などによって、利益が多いように装うこと。
目的 : 信用維持、資金調達
2.逆粉飾
売上(所得)隠しや損金(経費)の水増しなどによって、利益が少ないように装うこと。
目的 : 脱税
いずれにしても、すぐバレます!
例えば、売上が減っているのに総資産が増えているとか、例年にくらべ売掛金の回収が長期化しているなどの場合は、一定の条件のもとで、粉飾を疑われます。
金融審査などで、粉飾のレッテルを貼られたが最後、会社の信用はガタ落ちです。
また、逆粉飾は【税務調査】によって簡単にあばかれます。お客さんを含め、仕入先や外注先からも裏をとりますから、言い逃れはできません。
特に法人の場合には、個人の預貯金も調べられます。
驚くべきことに、役員だけではなく、時と場合によっては、従業員までが調査の対象になります。
さすがに税務署は徹底しています!
世の中、悪いことはできないものです。
やはり、正攻法が一番です。
それでは、本日はこれにて御免っ!
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