皆さん、お疲れ様です!中島です。
本日は前回に引き続き、補助金・助成金についてのお話です。
ところで、補助金・助成金の落とし穴ですが、一つ重要なことが抜けていました。(汗)
それは、
既に支出した費用は、補助・助成の対象にならない、
ということです。
補助金・助成金を申請する際は、事業計画書(将来の予定)の提出を求められます。
※事業計画書等、必要書類のフォーマットは用意されていますので、ご安心を!
つまり、採択された(審査を通った)計画に基づいて、支出された費用だけが、補助・助成の対象になるのです。
一部、例外もあるようですが、これが原則です。
ご注意ください!
ここからが今日の本題です。
実は、経済産業省系の補助金・助成金制度は、製造業を主な支援対象にしています。
やはり、モノづくり大国ニッポンですからね!
従って、サービス業はもちろん、商業(卸売・小売)を営む方にとっても、使い勝手の良い制度は余りありません。
その中で、本日、ご紹介する制度は「これから創業予定の個人、会社を設立予定の個人、既に事業を営んでいる個人事業主や法人を対象に、業種・業態を問わず、申請できる」という貴重な中小企業支援策です。
なんと!ビジネス・アイデアについても助成の対象になるのです!
また、資金面だけでなく、ビジネスプランの実現・販路開拓に向けたコンサルティングも一体的に実施されます。
それは、
独立行政法人 中小企業基盤整備機構が所管する事業化助成金です。
事業化助成金
http://www.smrj.go.jp/venture/grant/index.html
この制度は、平成16年に創設され、募集期間は5月中旬〜6月中旬と11月中旬〜12中旬の年2回です。
因みに助成率は1/2、助成限度額は500万円です。
今年(平成17年)の第1回目は既に募集を終えていますが、2回目の募集に向
けてチャレンジしては如何ですか?
因みに、平成16年度 第2回目の採択率(合格率)は7.35%と、やはり、狭き門ではあります。
【平成19年12月8日時点での最新情報】
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事業化助成金採択状況
http://www.smrj.go.jp/venture/grant/015603.html
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しかし、補助金・助成金は税法上、雑収入扱いです。
これは何を意味するのか?
つまり、500万円の助成金が支給された場合、仮に売上高経常利益率(売上高に対する経常利益の割合)を5%とすると・・・・・・・・・・。
1億円の売上に匹敵するということです!
「良くわかんねぇ〜よ!!」という方は、顧問の税理士さんや公認会計士さん、あるいは、お近くの商工会・商工会議所の担当者にお尋ね下さい。
ここでは、説明すると余計にややこしくなるので、この辺にしておきます。
とにかく、その価値の凄さをお分かり頂ければ、それでイイのだーっ!(古)
さぁ〜、皆さん、11月に向けてチャレンジだーっ!!
それでは、本日はこれにて御免!
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